コンセンサスゲーム(思考実験)とNGワードゲーム
本日は道徳「自分を信じて生きるとは・・・」を行っています。
(著作権の都合上写真や内容は省略しています)
この単元では『よりよく生きる喜び』というものを学んでいきます。

まずは様々な事例を通して、どういった気持ちになるのか考えます。
①お釣りを多くもらってしまったとき
②隣の生徒のテストの答えがつい見えてしまったとき
③間違えたのに、答案が丸になっていると気がついたとき
それぞれの立場になって劇を行い、その時にどういった気持ちになったかを共有しています。
そこでは、、、
弱さ→バレなければいい、徳をした、ラッキー
強さ→もやもやする、相手は困らないかな、正直に言ったほうがいいのではないか
と考えました。これを通して、人間の心は弱さと強さとの両面を持っていることを知ることができます。
次に、「もやもやする」「罪悪感」「不安感」はどこからくるのか考えました。
「もやもやする」「罪悪感」「不安感」はよりよい生き方を目指す自分とのギャップであり、人間のもつ強さや気高さの端緒です。
強い自分がいるからこそ、弱い自分に対して思うところがあるのです。なので、人間の中には弱さ・醜さもありますが、それを乗り越えようとする強さ・気高さを大切にして、打ち勝てるように過ごしていくことで自分自身の成長につながり、よりよく生きていけるのだと思います。
不登校の寮生にも通ずる部分があると思うので、自分の持っている強さを大切にしていきながら、前を向いて行けるように今後も支援をしていきたいです。